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韓国の芸能事情~マネージャーは大忙し~

Manager for entertainers in Korea
黄 教雄 (ファンギョウン) / 韓国


日本語教室発表会「みんなでにほんごはなしましょう」スピーチより


黄さんは来日して8カ月。6月までica日本語教室で勉強していました。ica韓国語教室の講師も務め、その風貌と人柄でicaの人気者です。

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スピーチをする黄さん。手作りのキラキラうちわを持った応援隊も現れました。

 

●マネージャーの種類

私は日本に来る前、韓国で俳優のマネジメント会社で働いていました。いまから韓国の俳優マネージャー、ドラマ撮影について説明します。

マネージャーの種類はいろいろあります。大きくは、歌手のマネージャーと俳優のマネージャーがあり、その中にロードマネージャーと営業マネージャー、マネージャー統括管理者がいます。ロードマネージャーは、俳優や歌手のそばで運転とスケジュール管理など、すべてのことをする人で、営業マネージャーは、俳優や歌手たちの公演・イベント・ドラマ・映画・バラエティーなどの仕事をもらってくる人です。そして、総括管理者は、マネージャーらを管理する人です。
例えば、俳優のロードマネージャーは、朝早く俳優の家に行って、車で美容室に連れていきます。ヘアメイクの時間は30分程度です。その間にマネージャーは俳優のスタイリストを迎えに行って、俳優の朝ごはんを買ってきます。ヘアメイクが終われば、撮影場に移動します。

●ドラマ撮影現場

撮影場には場面によって、いくつもセットがあります。ほとんどのドラマは、放送局の撮影セットで作ります。

放送局の撮影場には俳優の待合室があります。俳優のクラスによって、個人室と団体室に分けられています。
主演俳優は個人室で過ごすことになります。個人室にはベッドやシャワーがあり、撮影している場面をモニタリングするテレビもあって、小さなホテルの部屋のような感じです。
助演俳優たちは大部屋で、男女別々に分かれて、それぞれの部屋で待機します。彼らは、放送局の衣装チームとヘアメークチームを利用します。
主演俳優はスタイリストとマネージャーの3人でチームとなり一緒に動きますが、助演俳優は1人で動く人もいます。
撮影場に行くと、まず台本リーディングをします。撮影する台本を全体の俳優たちが会議室に集まって、受け持った役割別に読みます。そして、俳優たちは待機室に戻り、自分の番が来るのを待ちながら、台本を覚えてメーキャップなどをしています。

撮影が始まると、俳優たちは、場面によって、1日に服を何度も着替えます。連続ドラマのような場合は、台本が当日に出る場合もあります。俳優たちは覚える時間もない中、その場ですぐに演技をしなければなりません。昨日の撮影シーンが今日放送になる場合もたくさんあります。そうやって撮影していると、夜中2?3時までかかることもあります。

撮影が終わると、俳優を家に送っていきます。このようにマネージャーは、毎日俳優の家とドラマの撮影場を往復します。

韓国ではドラマを撮影することは、とても大変なことです。でも、日本のみなさんがドラマを見てくれて、韓国のドラマが発展することができました。だから韓国のドラマをもっとたくさん見てください。

日本語教室発表会「みんなでにほんごはなしましょう」スピーチより

楽しんでます!

KoreanClass200509_1アンニョンハシムニカ?
今や韓流ブーム。誰もが親しめる挨拶ことばです。

「オソオセヨ」(いらっしゃい)と迎えて下さるのは、川端(車)先生(※1)です。学ぶのは、現在4人で、少しずつ何か(?)がちがっていて楽しいクラスです。まず、韓国語ニュースを聞くことから始まり、内容は時事について。「漢字語です」と言われ、なるほどと納得することもしばしばあります。 ところが、同じ漢字なのに、発音がこんなに日本語と違うのかと気づかされます。先生が懸命になって矯正されるのですが、なかなか難しくて…。韓国語の母音が10音もあり、それらが微妙に異なるからです。 続きを読む 楽しんでます!