5月24日(日)
エブノ泉の森ホール マルチスペース
国際協力とつながるコミュニティ活動
お話 新垣智子さん
(りんくう総合医療センター 外来副看護師長 兼 国際診療科)
国際ボランティア活動は、地域活動に通じているーメキシコでの医療ボランティアの経験と、その後の日本における活動のお話は、私たち一人一人がボランティア活動をどう考えていけばよいのか、大変参考になるものでした。
「自分が『やりたいこと』をするときは無理しない範囲でお気楽に。『できること』と『やりたいこと』は別に考え、『できること』を探そう」と新垣さん。
私たちも何かしなければ!という強い気持ちに
三上 周一
ica地球理解講座に初めて参加しました。今回のテーマは「国際協力とつながるコミュニティ活動」で新垣智子さんの話を伺った。自己のプロフィールについて、青年海外協力隊員として2001年にメキシコの小児病院に派遣されてから、今日までの活動を時系列で紹介された。
その中でりんくう総合医療センターの外国人登録者に対する医療の果たす役割が非常に高く、特に英語圏以外の外国人の割合、とりわけ女子の割合が高く、産婦人科、小児科、総合内科への実数が年々高くなっている実態を資料を交えわかりやすく解説された。そして、病院における外国人に対する診察、会計、薬、検査などにおける医療通訳者の必要性と存在意義がますます高まっている旨の報告があった。
また、海外協力隊員のOB、OGの活動の紹介を兼ねて、ボランティア活動の勧めとして「特技のブラッシュアップ!」「きっかけは身近なところにある!」「ポジティブシンキングで!」などの紹介があった。
エネルギッシュでパワーあふれる話し方に接し、私たちも何かしなければ!という強い気持ちにさせられたように感じた。