Japanese volunteer teacher’s meeting
8月4日(金)ica
本年度の第2回日本語教室定例会が開催されました。日本語指導者養成講座の受講生5名も参加し、先輩指導者のみなさんの体験を聞いたり、アドバイスを受けたりしました。
<先輩指導者のお話から>
●勉強の目的を見極める
学習者ひとりひとり日本語を勉強する目的が違うので、その目的を見極めること。日本語を使う機会が他にないので、話し相手を求めている場合も多い。ときには、愚痴の聞き役になることも。その人の生活に何が必要なのかを考える。
●媒介語がない場合は?
スマホの翻訳アプリを使ったり、絵カードを活用する。電話連絡が難しいので、休みの連絡などは、ルールを決めておく。
●臨機応変に
初めから指導のスケジュールをびっちり立てても、その通りには進まない。進み具合を気にしない。
●触れてはいけないこと
宗教の話は避ける。個人的なことを初めから根ほり葉ほり聞かない。
何でもオープンに話す学習者もいるが、その場合は、聞き役に徹する。