2014年5 月 24 日 ( 土 ) エブノ泉の森ホール
第1部の「高校生のネパールスタディツアーとその成果」では、引率教諭の安里さん(府立佐野高校)とツアーに参加した高校生7人が実際の体験に基づいた率直な感想や意見を発表しました。
第2部の「世界各国の人とおしゃべりしよう」では、ica の日本語学習者や、佐野高校、大阪観光大学の学生を囲んで、グループごとにおしゃべりを楽しみました。
「豊かさ」について考えさせられた
高校生が異文化を経験するということに興味をもち聞かせてもらいました。そして、事前に手渡された「報告集」にも引き込まれました。
はじめに、引率の先生から、この旅の目的や、ネパールについて概要が知らされ、その先生の熱い思いが伝わってくるようでした。ご自身が感じた諸々を生徒にも感じて欲しいという思いから企画されたということです。
電気も水道もガスもなく、お風呂に何日も入らない生活、家畜と一緒に住んでいて、育ったら食べるという生活、高校生にとって初めてのことばかりです。そんな大変な生活の中、村中全員で歓迎してくれたことに感動し、感謝した彼らは、少しずつ変化していったようです。
物質の豊かさと心の豊かさの意義について考えさせられました。(村上 久代)
参加者のみなさんの感想
- 高校生の若い感性があふれる発表だった。(日本)
- 発表を通して、再発見があった。(日本・佐野高校発表者)
- 母国の話を聞いて、懐かしくなった。(ネパール)
- ネパールについての話を興味深く聞いた。今日初めて、泉佐野に来た。(ラオス)
- 久しぶりに会う人とも、最近知り合った人とも、同じ場所でネパールの情報を共有できた。(日本)
- 外国の人と話せていい経験になった。(日本)