イベント活動レポート

ica 地球理解講座2015

5月24日(日)
エブノ泉の森ホール マルチスペース

国際協力とつながるコミュニティ活動

お話 新垣智子さん
(りんくう総合医療センター 外来副看護師長 兼 国際診療科)


国際ボランティア活動は、地域活動に通じているーメキシコでの医療ボランティアの経験と、その後の日本における活動のお話は、私たち一人一人がボランティア活動をどう考えていけばよいのか、大変参考になるものでした。

「自分が『やりたいこと』をするときは無理しない範囲でお気楽に。『できること』と『やりたいこと』は別に考え、『できること』を探そう」と新垣さん。

私たちも何かしなければ!という強い気持ちに

三上 周一

ica地球理解講座に初めて参加しました。今回のテーマは「国際協力とつながるコミュニティ活動」で新垣智子さんの話を伺った。自己のプロフィールについて、青年海外協力隊員として2001年にメキシコの小児病院に派遣されてから、今日までの活動を時系列で紹介された。
その中でりんくう総合医療センターの外国人登録者に対する医療の果たす役割が非常に高く、特に英語圏以外の外国人の割合、とりわけ女子の割合が高く、産婦人科、小児科、総合内科への実数が年々高くなっている実態を資料を交えわかりやすく解説された。そして、病院における外国人に対する診察、会計、薬、検査などにおける医療通訳者の必要性と存在意義がますます高まっている旨の報告があった。
また、海外協力隊員のOB、OGの活動の紹介を兼ねて、ボランティア活動の勧めとして「特技のブラッシュアップ!」「きっかけは身近なところにある!」「ポジティブシンキングで!」などの紹介があった。
エネルギッシュでパワーあふれる話し方に接し、私たちも何かしなければ!という強い気持ちにさせられたように感じた。

陶芸体験教室 かぶとをつくろう

Make your own original miniature helmet
for Children’s day!!

2015.4.12


?平窯陶芸教室のみなさんのご指導で、陶器のかぶとを作りました。粘土と格闘すること約1時間半、独創的なデザインのかぶとがたくさんできあがりました。

兜を作れる!と数日前から兜のデザインを考え始めたが、45年も生きていると昔あったような兜から離れることができなかった。当日、若い方たちの発想にびっくり。正面にリボンがあったり、雪だるまがあったり。焼き上がりがすごく楽しみだ。兜作りを通して、自分の頭の硬さがでてしまった。次回こんなチャンスがあるなら、固定概念を棄て感性で取り組んでみたい。(松本直子)

ひなまつり2015

Girls’ festival


3月8日、ひな祭りが関西国際センターで開催され、百二十人が参加。大人も童心にかえり、子どもたちと一緒に懐かしい日本の遊びに興じました。会場は着物姿の外国人で華やぎ、茶席でほっと一服、和の心を楽しむ姿も見られました。
(協力:国際ソロプチミスト大阪‐りんくう)

 

●「しらない人とたくさんあって、しらないこともチャレンジしておもしろかったです。もっともっと日本語をはなせることができたら、もっともっとおもしろいとおもいます。いろいろな国の人とはなしたり、しゃしんを撮ったり、本当にたのしかったです(原文のまま)」(リーロン/中国)
●紙ずもうや紙ひこうきなど、ゲームはみんなが参加できるからいいですね!楽しかった!(C.I)
●毎年いろいろコーナーを企画するのはたいへんだなと思いました。抹茶と和菓子の席がホットするし、遊びで疲れてちょっと休みたい時にいいですね。和のものですからね。(H.M)
●日本に来て24年。初めて着物を着ました!(フランシア/フィリピン)
●着物は初めてでしたし、お茶や紙ずもうなどめずらしい日本の文化も体験できました。囲碁はマレーシアの友だちが勝ちました。(マリアム/パキスタン)

●家に帰ってから孫に「お手玉を作って」とせがまれました。(T)
●「折り紙のひな人形は、思ったより簡単に作れました。かわいいですね」と言ってくれていました。(T.M)
●いろんな国のいろんな人に囲まれて楽しかった。これからも参加したいです。母親の”働きぶり”も見られてよかったです!(かずき/日本)
●けん玉とあやとりは初めてしました。フィリピンにはないです。けん玉は5回挑戦して1回しか入りませんでした。(チャーリン/フィリピン)
●着物を着たり、折り紙をしたり。お茶もおいしかった。2回飲みました。(トンナック/カンボジア)

 

泉州国際市民マラソンランナー歓迎会2015

Welcome party for Marathon runners

2015年2月16日


泉佐野市の友好都市オーストラリアのサンシャインコースト市、およびモンゴルのトゥブ県から来日したランナーに icaメンバーが温かい声援を送り、歓迎会を催しました。

力走するモンゴルのボルフーさん(2月15日)

力走するモンゴルのボルフーさん(2月15日)

 

皿回しに挑戦!左からリサさん、一人おいてレベッカさん、キャメロンさんと日本語教室学習者のナガムさん。「このお皿ほしい!」という声もありました

 

軽快に演じられた南京玉すだれ。出演者のみなさんの華やかな手作り衣装にも質問が飛びました。

歓迎会は平和な世界の縮図

濱田郁弥

歓迎会で司会を務める濱田さん
歓迎会で司会を務める濱田さん

「Peace In The World Through Language?言語を通じて世界の平和を―」私の母校、京都外国語大学の校訓である。「外国語を通じて、その国の文化や社会を知り、平和な世界を実現する」。ランナー歓迎会は、まさにその精神を体現したものであった。地域の参加者は、サンシャインコースト出身の豪州のランナーとの英語でのやり取りを通じ、豪州の人々の習慣や考えなどを知った。一方で、ランナー達は、地域の人々との会話や、ひな祭りや折り紙、皿回しなどの日本文化の体験を通じ、日本人の文化や社会を知ることとなった。その結果、英語という外国語を通じて、お互いの文化や価値観を認め合い、国際的理解を図れた。この歓迎会は、そんな機会を創り出す平和な世界の縮図のようなものであった。