ミャンマーの伝統的な化粧品「タナカ」。MUREAEXOTICA(日本名:ゲッキツ/ミカン科)の木を、水を少し入れた石のすり鉢ですりおろしたもの。顔や体に塗る。清涼感があり、日焼け止めやかゆみ止めとしての効果も。また香水がわりに香りを楽しみ、薬として子供が口にすることもある。写真のもので、約500円、女性一人が6ヶ月間使用できる量。子供と女性だけがタナカを塗り、大人の男性は使用しないとのこと。西洋的なメイクが一般的になった今も、多くの女性がファンデーションの上にタナカをうすく塗ったり、家の中で使ったりしているそう。