日本語教室定例会~2014年度を振り返る

Japanese class 2014


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日本語教室の様子

 2014年度日本語教室。第10期日本語養成講座を修了した新米先生がデビューしました。また、普段はマンツーマン授業ですが、違うクラスが一緒に話を楽しんだり情報交換している姿が見られるなど、横のつながりもできています。

 

 


2014年度「日本語教室定例会」回想録

世話役/鳥山明夫 仲尚子 永橋伸代

4月の第2日曜日、第1回目の定例会の30分前に前年の世話役さんから引継ぎを受けただけで、世話役のスタート!6月の「みんなで日本語はなしましょう」の実施と2カ月に1回の指導者定例会のテーマ設定の2つが、大変そうだな?ということだけは分かりました。
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定例会後、とりあえず「みんなで日本語話しましょう」の役割分担を決めることになり、司会、会場係、発表進行の3つに分けました。準備に入ってから、発表登録の出だしが悪かったですが、再度の募集チラシの配布、指導者への直接依頼の効果か、ようやく発表数が確保できました。発表順や司会内容の検討、数日前からの会場セットや飲み物の準備などで当日を迎えました。発表自体は、学習者が自信を持ち積極的に日本語で話してくれたので、大変満足のいくものとなりました。発表会後の懇親会では、心おきなく交流を楽しむことができました。学習者と指導者、事務局の皆さんのご協力に感謝いたします。
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「みんなで日本語はなしましょう」の実施で大半のエネルギーを使ってしまいましたが、次に定例会のテーマ設定が待ち受けていました。今年度は養成講座を修了した新しい指導者が増えることもあり、日本語指導に有効なテーマが必要であると感じていました。インターネットで日本語指導のQ&Aサイトの検索、指導者の方々へのヒアリングなども行いました。その結果、実際に取り上げたテーマは、日本語指導者養成講座に参加された方の報告、インターネット検索で見つけた日本語指導の課題と回答、指導者が感じた「この日本語、学習者にどう教えればいいの?」などでした。これらを通して感じたことは、テーマ設定をあまり難しく考えるよりは、ざっくばらんな話し合いの時間をとることの方がいいのではないかということです。
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定例会では、指導者がicaに来られる学習者のニーズや学習状況について共通認識を持つことが重要であると思いました。(文責:鳥山)