パソコン教室奮闘記

Computer class

 ほんわかムードの先生のお人柄?それとも生徒のみなさんの明るいキャラクター?おそらくその相乗効果で、「欠席したくない」魅力あふれる教室になっている事はまちがいないようです。とはいっても、指導者の佐藤先生には人知れぬ悩みがありました。

(写真上)パソコン教室で指導をする佐藤さん(写真左から2人目)

icaパソコン教室指導

佐藤 哲哉

早いもので、icaパソコン教室(以下、PC教室と言います)を引き受け、3年を経ようとしています。この間、PC教室の会員数はメタボ化し、引き受けた私もメタボ診断を言い渡されつつ、無事今日を迎えております。
古くは先生と生徒は固~い信頼関係で結ばれ、生徒は大きく成長していくものと教えられてきました・・・。が、大人の生徒はそうはまいらぬものです。常に先生に強力な圧力を加え楽しみながらワイワイガヤガヤ(スズメの学校のようです)とPC教室で過ごしております!!
この間、私は孤独にさいなまれ、これがメタボ化へと結びついているのではないかと悩んでいるところです。
皆さん、私にはもう一つ悩みがあるのです。生徒の紳士淑女ご持参のPCは、Windows95/2003/Vista/7、Microsoft Office2007/2010等多岐にわたり、PCの展示会で説明をしている雰囲気となっています。(この悩みで、ふさふさした”日よけ”の毛髪が日根ジャスのバーコ?ドを迎えようとしています)。
これらのPCを前に授業をするとき、自動翻訳機がほしいと切に思うのです。「Vistaと7と2007は”ホーム”から開けましょう。Windows2010はファイルから開けましょう」。生徒の紳士淑女の質問の束も向かってきます。私は頭が混乱し、思っていることと答える内容が合わないときが・・・悩みの授業です。
3時の休憩(おやつの時間、美味しいお菓子有難うございます)。唯一の安らぎです。
授業再開。私のエネルギーはギブアップ寸前です。しかし、生徒の紳士淑女は益々エネルギーを蓄え質問を続けます。「先生!!そんなコマンド(作業をする内容)はアリマセン!!」「私のPCには表示されません!!」「PCが動きません」等々・・・。私の答える言葉は常に、「あります!!」「ないことはない!!」の繰り返し!!。
そして「あった!!」と紳士淑女の叫び!。(生徒の爆笑!)。感嘆の言葉を発する生徒・・・。「ホウー」、「ヘエー」、「フーン」の繰り返し。私の話よりPCの才能に感心しながら授業を終えています。
生徒に教えるということは、本当に大変なことと思いつつ、私も某PC学校に通っています。(先生の教えは素直に聞こうと心に誓っています)。
追伸。いつになればPCが統一されるのかな?と独り言・・・。